スプツニ子! ,
アーティスト/ 株式会社Cradle代表取締役社長 /東京藝術大学客員教授
2026年春、アメリカの大学卒業式では、来賓がスピーチで「AI」に触れるたびに学生からブーイングが起きました。
AIにエントリーレベルの仕事を奪われつつある世代の、静かな怒りです。アートやクリエイティブの世界でも、生成AIへの反発と模索がせめぎ合っています。
この激動は、日本のワークプレースにとって決して対岸の火事ではありません。AIがもたらす生産性の向上は、はたして私たちに週休3日をもたらすのでしょうか。それとも富は一部に集中し、多くの人が仕事と意味を同時に失うのでしょうか。かつてケインズは「孫の世代は週15時間労働になる」と予言し、外れました。テクノロジーが自動的に良い未来を運んでくることはないのです。だからこそ未来は、誰かの出した「答え」を受け入れるものではなく、私たち自身が問い、選び、デザインするものだと考えます。人間の価値はどこに宿るのか。その問いを起点に、働くことの未来を皆さんと思索する45分にします。
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