小玉 浩,
日本電気株式会社 執行役 Corporate EVP 兼 CAXO
NECは「Empower Humanity」のもと、誰もが人間性を最大限に発揮できる社会の実現を目指しています。 AIは新たな産業革命であり、企業にとっては「経営そのものを動かす力」へと変わる中で、NECは、業務プロセス、働き方、時間の使い方を再設計し、AIネイティブカンパニーへの進化を進めています。
ここで重要なのは、AIを単なる便利なツールではなく、企業のオペレーションモデル(経営OS)そのものの進化させていくものだということです。それを実現する基礎となるのが、セキュアな環境のもとで、企業が持つデータをIQ化し、オープンな情報と掛け合わせていく仕組みです。
具体的には、最適な推論モデルの組み合わせ、グラフ・コンテキスト・ハーネス・Skillsなどを含むオントロジー、それらを活用しするエージェント、品質担保や利用状況をモニタリングするオブザーバビリティから成る「AI Architecture」に加え、ISO42001に準拠したAIマネジメントやSecurity for AIによって安心・安全なAI活用を実現する「Security & AI Governance」と、AI前提の組織体制や文化づくり、何よりも大切な「人による意思決定」が構成要素となっていきます。
その上で、人的投資とAI投資(トークンコスト)のバランスを取りながら、従業員エンゲージメントとパフォーマンスの最大化、お客様の経営課題に踏み込む経営レベルのお客様とのエンゲージメント、そしてBluStellarによるビジネスモデル変革とイノベーションを通じて、自律的なオペレーションエクセレンスを実現し、企業価値の向上へとつなげていきます。
こうした取り組みはQuickWinアプローチによって具体的に推進し、成果を創出しながら継続的な変革へとつなげています。そして、自社の実践を通じて得られた知見は、「クライアントゼロ」戦略のもとで、お客様や社会へと還元しています。
本日は、その実践の一端をご紹介します。
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